これは、TOC研修を受けたときに、胸に刺さったゴールドラット氏の言葉。
私自身も基本はそう思っています。
ところが、日々仕事をしていると「もう少しやる気を出してくれたらいいのに」「なんで言ったことをやってくれないのか?」などの不平不満がやっぱり出てしまいますね。
誰もが「自分が選んだ会社」「自分が働いている会社」がダメになるのは見たくない。
だから、頑張ってみようと試みているスタッフはたくさんいます。
「人はそもそも善良なんですから」
ただ現実は、
「一生懸命やってみたが、思うような結果が出なかった。」
→「もっと、的確なアドバイスをくれる上司がいたらなぁ。」
「一生懸命やろうとは思うんだけど、何をしたらいいのかがわからない。」
→「もっとやることをちゃんと言ってくれたらするのに」
こういった状況が多いですよね。
そうなってしまうのは、全てが他責になっているからなんです。
「人の責任にしないで、自分の責任でやってください。」という言葉本当によく耳にします。
しかし、この言葉を本当に「わかる」「出来る」状態にすることは難しい。
私も「永遠の課題になるのではないか??」と感じている。
なぜ、今の会社で働くことを選んで、今の会社で仕事してるか??
そもそもなぜその会社を選んで、今の仕事してるんでしょうか??
「生活のために仕方なく」「給料がいいから?」「残業が少ないから?」
こういった理由も少なからずあるかと思いますが、
「やりがいがあるから」「将来の自分がやりたい事の勉強ができるから」
「この会社が大好きだから」「働くことが楽しいから」
きっと、こういった「やりがい」があるから仕事を続けてるという方も多いと思っています。
「働く理由」「やりがい」を見つけるために、初心を振り返る
毎日、普通に生きて、仕事し、それが当たり前になると「働く理由」「やりがい」を忘れてしまう。
とくに「なぜこの会社を選んだのか?」「なぜこのスタッフを採用したのか?」
そもそも、現状に導いたのは「自分」。要するに「自分の責任」ということを理解することです。
でも、それには「きちんとした理由があった」
「初心、忘れるべからず」そういう事を伝えたかったのではないか?と私は解釈しています。
「やる気がない」のではなく、「目的、やることを見失っている」だけ
「なぜこの会社を選んだのか?」「何のために仕事をしているのか?」
「なぜこのスタッフを採用したのか?」「どんな仕事を仕事をしてもらおうと思っていたのか?」
「働く理由・やりがい」が明確になると、仕事の仕方が変わってくるはずです。
自分がするべきことが明確になると、明らかに行動は変わってくる。
「就業時間になってから、やることを考えて一日の予定を組む」
こんな毎日を送ってたスタッフが
「自らが考え」「自らで行動する」そんな毎日を送るようになるためには、
常に「スタッフの働く理由、やりがいの見える化」をし、仕事の目的とゴールの設定を一緒にすること
スタッフ、上司、経営者を信じること
経営者や管理職になると忘れがちになってしまうこと
ふと気付くときがあるのですが、
「自分の言ってること伝わってるかな??」
「自分の指示を理解しているかな??」
「自分がしなければならないことわかってるかな??」
こういうことを感じるときは、仕事内容・作業内容は伝わっているかと思いますが、
「仕事のゴール・仕事の目的」は伝わっていないです。
だから、
「働く理由、仕事のやりがいを思い返す」
「仕事のゴール・仕事の目的を明確にする」
「スタッフを本気で信用してみる」
そうやって、スタッフの力を最大限発揮できる環境を作ろう!って思います。
さぁ、今日から面談を初めよう!
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