企業の目的は顧客の創造である。
したがって、企業は二つの、ただ二つだけの企業家的な機能をもつ。それがマーケティングとイノベーションである。
マーケティングとイノベーションだけが成果をもたらす。
─ピーター・ドラッカー 「マネジメント」より
「原点回帰」しなければならないと感じるこの言葉。
分かってるつもりですが、残念なことに忘れがちになっていることが現実(汗)
「マーケティング」は、よく使う言葉ですが、振り返ることって大切だな!って感じます。
マーケティングとは、「市場の理解を深め、顧客のニーズを満たす行動」
「どんなお客様」が「何を欲しているのか」「どんな満足を得たいのか」を理解すること
「そんなの当たり前やん」って言われがちですが、
「市場やお客様のニーズの変化」に反応するアンテナを張れていますか?
「お客様は本当に満足しているか?」と問いただせていますか?
「お客様も気付いてない不満はないのか?」などを探ろうとしていますか?
って、言われてしまうと、再確認しなければならないことが「やっぱりあるなぁ」
新しいことに取組む前は、もちろんマーケティングしてます。
でも、「普段からマーケティング出来てますか?」って言われたら、、、ちょっと返答に困ってしまいます。
「ニーズの変化を感じる為に何ができてるか?」「お客様が気付いてない不満を探そうとしているか?」ってところが弱いと感じ、考え直さないといけないと思う。
イノベーションとは、「マーケティングに基づき新しいもの(価値)を創造する活動」
創造的模倣・・・他社の成功例に自社の強みをブレンドして新しいものを生み出すこと。
用途開発・・・既存の商品を別の市場で活かすこと。
新結合・・・既存の何かを組み合わせること。
資源が限られた中小企業には、この2つのやり方が現実的みたいです。
2018年、私たちなりのイノベーションをおこします。
またリリースの際に詳しく書かせてください。
それまでに、まず大切なマーケティングの見直しから。
ちゃんと現状を理解したいと思い、まず社内アンケートをとってみました。
この業種なら出来て当然とお客様が思うサービスってなんですか??
現状のお客様は、他社のサービスもある中、なぜ私たちのサービスを選んでいただけていると思いますか??
お客様が「商品内容、サービス内容」で意外性があるところはどこですか?
「品質、価格、サービス、買いやすさ」などの項目別の採点をしてください。
想像以上に意見が分かれていた。だから、すごく参考になった。
「人、仕事、立場」によって、考えてることも違えば、お客様の見え方も全く違う。
だから、トップダウンでは通用しない世の中になったということがもの凄く理解できる。
商品はもちろんのこと、サービスにも自社の強みを生かせるポイントを探しています。(創造的模倣)
その繰り返しで、企業の目的である「顧客の創造」が出来るようになると、もう一度再認識していました。
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