「利益を出さなきゃ、会社の成長はない。」
って、大きなことを言いましたが、「そもそも利益を出すって?何ですか??」って、問われたら答えられない。。。。
私が学生の時、「将来は、絶対に稼いで、儲けたい!それで、欲しいものは何でも買いたい!」
そんな夢物語を語っていたことを覚えています。
最近は、若い方と出会うとつい聞いてしまいます。
「将来の夢は?」って
すると、結構な確率で「やっぱり稼ぎたいです!」とか「多少は儲けたい!」って言ってます。
そこで、少し意地悪な質問をして楽しんでるのですが、
儲けの計算方法って知ってますか?? 儲けの計算って出来ますか??
私も若い時にこういった聞き方できっかけをもらっていたら、きっと真剣に勉強していたと思います。
でも、そんなことを考えたことがなかった私は「・・・・・・・・・・・・・。」
出会えなかった過去を後悔しても仕方ないので、とにかく勉強しようと思いました。
だって、少なからず会社経営をしている立場なんで、会計の知識がないと。そんな気持ちでチャレンジしてました。
本当に難しい会計用語。「そもそも、利益って何??」
ただ、用語が本当に難しかったのです。
今まで、何度か本を読んで会計の勉強をしようと試みたこともあったのですが、
残念ながら、全く理解できない。
売上総利益、営業利益、経常利益、税引前当期利益、累積利益、次期繰越利益
今、私が分かる利益の種類だけで6種類。
会計の勉強しなきゃと意気込んで、本を購入。
読み始めて30分。出だしで難しすぎて、私は、本を閉じて眠ってしまいました。
やっぱ読まなきゃ。と何度かチャレンジもしてみましたが、結果は同じ。
だからこんな言い訳をしていました。
恐ろしい「いいわけ」…「会計が出来たって稼げなかったら意味がない。」
自分に都合のいい、とっても恐ろしい「いいわけ」をしてました。
だから、本当は稼げてなかったのです。
一瞬稼いでるように見えてるときは多々ありましたが、やっぱり稼げていなかったのです。
時に、私の意思決定のミスが会社の存続危機まで行くこともありました。
「儲けの計算が出来る」=「会計が出来る」
私は、このことを聞いたとき本当に目から鱗でした。
本当に「儲ける」ってことが分かってなかったのです。
「会社が儲かることによって、手元に残る現金がいくらになるのか??」
「人を採用することによって、どれだけのコストがかかるのか??」
「売上が上がっても、原価、経費がどんどん膨れていくと儲けがなくなる??」
「新サービスを開始するために開発している費用は資産になる??」
とんでもない言い訳をし、全く出来ない経営者の自分に、
2015年9月、経営をしていくのに大切なことを学べるチャンスをいただけました。
「会計を教えてくれた」
「経営のヒントをくれた」
「戦略を体験させてくれた」
「教育の大切さを教えてくれた」
MQ戦略ゲーム(MG)研修です。
この研修に出会って、自分の腹落ちするまでに少し時間を要しましたが、
自分の中で色んな変化が起こったことだけは間違いないです。
儲けの計算が出来るようになって、明らかに変わったこと。
貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)がちゃんと見れるようになった。
税理士先生とちゃんと会話が出来るようになった。
競合比較のプライスではなく、なぜこの価格で販売するのか?ちゃんと理由を考えるようになった。
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