こんにちわ。
寺子屋研修というで学んだことをアウトプット。
果たして、全何回になるのだろうか??
第一回目は
脳の三層構造とマズローの5段階欲求の繋がりを知る
そもそも、コミュニケーションを取っていく中で、
大切なことは、自分の在り方を考える事です。
脳の三層構造を知る
人間の脳は三層構造になっている、
爬虫類脳と言われる「脳幹・脊椎」
生命維持のための「本脳」を担当
体温や呼吸、血圧調節、消化液分泌・性行動・安全意識など、
哺乳類脳と言われる「大脳辺縁系」
人間関係などに関係する「感情」を担当
喜び・愛情・怒り・恐怖などの衝動的な感情を感じる機能を備えた脳
人間脳と言われる「大脳新皮質」
論理的で未来的な「思考」を担当
知能・記憶・言語・創造・倫理、論理的思考やイメージなどの高度な情報処理を行う。
マズローの5段階欲求を知る
1908年4月1日、アメリカ合衆国、
ニューヨーク州に生まれた心理学者、
アブラハム・マズロー(人間心理学の生みの親と言われている)が
「人間は自己実現に向かって、絶えず成長する生き物である」
ということを提唱するため、
人間の欲求を5段階にわけ、
下の欲求が満たされると
次の欲求を満たそうとする
基本的な心理的行動を表しています。
第1段階:生理的欲求
生きていくための基本的・本能的な欲求
空気を吸って吐くこと、食べる事など、
人間が生きていくための本能的な欲求
日本では、人間の三大欲求として表現される、
「食欲・性欲(排泄)・睡眠欲」の部分に当たります。
第2段階:安全欲求
危機を回避したい、安全・安心な暮らしがしたい欲求
生理的欲求がある程度満たされると、
次は、自分の生命の安全を求めるようになります。
よく言われる、「衣食住」の「衣」と「住」の部分ですね。
第3段階:所属と愛の欲求
集団に属したり、仲間が欲しくなる欲求
人は安全が確保されると、自己を表現したくなってきます。
「自分は何者なのか??」というアイデンティティの形成を図る為に
他人と繋がろうとします。
ですから、孤独を感じたり仲間外れにされたりすると、
不安を感じたりするのは、この欲求が満たされてないということになります。
今、SNS(Facebook、Instagram、Twitter、LINE)でグループを作ったりするのは
所属と愛の欲求を満たすためだったりします。
第4段階:承認欲求(尊重欲求)
他者から認められたい、尊敬されたい欲求
人は他人とつながると、
その中でも自分の存在を個人として、認められたい
優秀だと認められたい欲求が生まれます。
この承認欲求が満たされると、
自分の存在価値に自信を持つことが出来ます。
逆に満たされてないと、劣等感や無力感に襲われる可能性があります。
第5段階:自己実現欲求
自分の能力を引き出し創造的活動がしたい欲求
承認欲求がある程度満たされると、
「あるべき自分になりたい」という欲求が生まれてきます。
自分にしかない能力を引き上げたい、
自分の限界にチャレンジしてみたいという欲求です。
この段階の欲求は、無償性を含んでいます。
「2030年の世界に対して、何か貢献出来ることを探そう」
「自社のサービスで、社会貢献したい」
脳の三層構造とマズローの5段階欲求を重ねるとコミュニケーションの基礎がわかる
爬虫類脳と言われる「脳幹・脊椎」
第1段階「生理的欲求」・第2段階「安全欲求」の段階でコミュニケーションすると
「1人称(自己中心主義)自分のために」 (10代~20代後半)
〇〇さんは、なぜやってくれないの??
この仕事は、時間がないし、めんどくさい。
これやって、自分にとってメリットがある??
判断基準が全て自分が「得しているか?」「損しているか??」で
判断しているコミュニケーション。
この状態だと、相手からは、自分のことしか考えてない。と感じられる
コミュニケーションが上手く取れなくなる原因。
哺乳類脳と言われる「大脳辺縁系」
第3段階「所属と愛の欲求」・第4段階「承認欲求」の部分は
「2人称(相手中心主義)お客様のために・友達のために」(25~30代で意識すると言われている)
「〇〇さんがちょっと大変そうだから手伝ってあげよう」
「〇〇さんの気持ちを考えてあげよう」
「〇〇さんが喜んでくれるし、手伝ってあげよ!」
判断基準は、近くの相手が喜んでくれるかどうか?
自分だけではなく、お客様や友人、同僚などの状況を伺えう
人間脳と言われる「大脳新皮質」
第5段階「自己実現欲求」・第6段階「自己超越欲求」の部分
「3人称(地域・社会中心主義)会社・地域社会のために」(30代後半~40代で意識すると言われている)
「未来の子供たちの為に、良い環境を作っていかないと」
「京都に来る観光客のために、良いサービスを作らないと」
判断基準は、地域や社会が良くなる為に
自分の能力をどう生かすか?を考えコミュニケーションする。
余裕があり、健全度の高い状態の時に、この欲求は出てくると考える。
自分の経験の中で「確かに!」1人称から3人称を実感することが多々あった
この話を聞いておりまして、
なんか20代のころを思い出しました。
「全部一人でやろう。このノウハウは、全部自分のものだから」
社員教育でも、こんなことを言ってた。
「これは勘と経験で出来るようになるよ」「教えたいけど、センスだね」
まぁ、最低ですよね。
周りと協力して頑張っていこうとか、
まったく思わず、全て自社でやってやる。
下請けは嫌だけど「下請けに仕事を出すのももったいない」
とか思っていた。(まさしく1人称の状態)
それが、30代前半。
私は、お客様・パートナー様に本当に助けていただいた時があった。
その時「人との関わりってこんなにありがたいものなのか!?」と衝撃的に感じた。
「私たちを必要としてくれる方がいてる間は、永続しなければならないのだ」って言葉を深く感じたタイミングがあった。それ以降、今まで以上に「お客様と共に、未来を創造出来るイメージデザイン」になろうと感じた。(2人称の状態)
それから10年。(40代に近づく)
私たちは、ネットショップ業界に支えられて今がある。
このネットショップ業界になにかお役に立てることはないか??
と感じることがよくある。
私の使命は、
「ヒト・モノ・コトの可能性を引き出し、
価値創造のお手伝いをする」
この使命を実現いくためには、
社会にお役に立てるように準備しないといけないと感じる。(3人称の状態)
自分の人生を振返ってみると、
周りの人からもこんな話を聞いたことがある。
・20代は自分のために、一生懸命がんばれ!
・30代になったら、周りの人の為に頑張るようになるよ!
・40代になったら、社会貢献が考えられるようになるから!
そんなアドバイスをしてくれる方がいた。
ありがたい話だ。
その方が言うとおりに現実なっていた。
だからこそ、同じようなところで悩んでる方に
是非、アドバイスしたいと思う。
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